伊萬里と鍋島の関係
伊萬里
伊萬里は江戸時代(1600〜1867)に生産され、日本の貴族、豪商、庶民に、またヨーロッパ、アジアの人達に最も愛された日本の代表的磁器です。
伊萬里は肥前鍋島藩(佐賀県西松浦群有田町)で元和初年(1615)頃から始められた「色絵染付磁器」の総称です。伊萬里焼きという名称が使われるようになったのは寛政(1799)の頃からです。これらの磁器は有田焼として現在でも生産されています。
鍋 島
鍋島は伊萬里で焼かれた磁器のうち鍋島藩藩主の自家用品あるいは皇室、将軍家、諸大名に献上品や贈答品として制作されたもので権威の象徴として極めて格調の高い色絵染付磁器です。
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